二月の松竹座は昼夜とも通し狂言という珍しい筋立て。昼は時代物、夜は世話物、昼のお役の六助は仁左衛門さん初役だったらしいです(これはとても意外でしたが!)。夜の「盟」の源五兵衛は今回で2度目、三五郎役はこれまで3回演じているらしいです
思いつくままにつらつらと書いてみます。ときどき話が前後してもご容赦を(^-^;)
なお、ここに書くのに、確認のために調べるということを一切してませんので、間違いや思い違いがあってもご容赦ください(~△~ゞ
夜の部の演しものは南北の傑作「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」です。私が初めてこの芝居を観たのは十数年前、東京で通しで観ました。その折の配役、特に重要と思われる役を記しますと・・・
源五兵衛 幸四郎
小万 雀右衛門
三五郎 勘九郎(現・勘三郎)
若党 染五郎
今回の配役は・・・
源五兵衛 仁左衛門
小万 芝雀
三五郎 愛之助
若党 薪車
でした
あらすじはスッ飛ばします(手抜き)
というのも、あんまりなので、簡単に記しますと、「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」、「仮名手本忠臣蔵」外伝の性格を持つ世話物で、いわゆる「綯い交ぜ(ないまぜ)」です
『忠義のため、そうとは知らずに主を美人局の騙りに掛け、殺人鬼にしてしまった三五郎と小万。復習の鬼と化し、殺人を重ねる主の数右衛門(源五兵衛)。真実が全てが明らかになり、三五郎は主の罪を背負って切腹、正気に戻った数右衛門は晴れて仇討ちに加わる』という内容(簡単すぎる?)
芝居雑感