説明書には、植付け適期は10月からって書いてあると思うけど、暖かい西日本ではもっと遅くに植えつけたほうが絶対に良いです
もちろん10月に入ったら植付けても良いんだけど、植えつけて水をやるとすぐに葉が出てくるから、春の開花時には葉が間延びしてダラーンとしがちです。遅めに植えつけたほうが、締まった姿のカッコイイ株になります
一般的なムスカリ(葉が細いやつ)を10月に植えつけると、徒に葉が伸びて(伸びすぎて)葉っぱを三つ編みしたくなるぐらい伸びちゃいます(汗)
makaちゃんちのムスカリは細葉じゃない種類だけど、それでも葉っぱはキュッと締まったほうがカッコイイですもんね〜
以下、私の経験から書きますね(^o^)
■植付けは寒くなってからで良い
年内に植えつければ大丈夫、春になれば確実に咲きます(断言します)
球根はすでに栄養を蓄えてるし、市販球根なら開花球に育ってるはずだからです
■植付けまで球根は冷蔵庫(冷凍でも良い)に入れておく
常温管理すると、水遣りしてなくても葉芽が伸びてきます
ムスカリの球根は凍らせても大丈夫なので、私は植付け時までしばらく冷蔵庫で寒さに慣らしてから、その後は冷凍庫に入れて凍らせておきます
春咲球根というのは越冬した後、春に一気に開花します。反対からいえば、球根は一定の寒さに晒されないと花が咲かないということです。一般的に90日程度寒い日があれば、あとは自動的に咲くといわれています
ですから、春咲球根の冷凍管理は理に適った方法です
植付けが遅ければ、その間、水遣りの手間も省けて楽チンと思います
■花壇のまんなかの樹
移動する必要はないと思います
樹がせっかく機嫌よく育ってるのだし、球根はすでに栄養を蓄えてるので樹を傷めることはないと思います
球根が栄養を欲しがるのは花後なので、花が終わってから追肥をすれば良いのです
水遣りも鉢植えとは違うし花壇なら大丈夫、大雑把で良いと思います
何日も雨が降らなかったり、乾燥してるな〜って時に遣れば良いのです
かりに乾燥してヘナヘナ〜となっても、球根の根っこは地面の奥の水分を求めて下へ下へと伸びるものなので心配はいりません
反対に、土の表面がいつも潤っていると球根がそれで安心してしまい、軟弱で弱々しい子になってしまいますから、乾燥気味のほうか良いのです。このあたり人間と似てるね(爆)
■球根の花って、咲くまでけっこう時間がかかるよね
その間、花壇が寂しかったら、球根の上にビオラやパンジーを植えておくと冬の間も緑が楽しめていいかも♪
忘れな草、宿根バーベナ、宿根姫コスモスなんかはホームセンターで入手しやすいし、低い草丈の四季咲き草を植えておくと、グランドカバーになって見た目もステキ♪
それになにか草を植えておけば水遣りのタイミングがはかれて忘れへんしね〜(笑)
■余談
※もし手元に元肥(顆粒、または粒状)があれば、植付け時にパラパラとまいておくか、土に混ぜておくと良いです(マグァンプKとか)
※虫が心配ならオルトラン粒剤が適してるんだけど、アブラムシの発生は春と秋なので(めちゃめちゃ暑い時と寒い時には出ない)、必要に応じてまけば良いと思います。虫を発見してからまいても間に合います
近くでパセリやネギを育ててるなら使わないほうがええし・・・。
うちは庭がないから全部鉢植え栽培なんだけど、昔クレマチスの大鉢の縁にムスカリを数球植えたのが、放ったらかしなのに毎年咲いてくれて、良い香りがするのよ〜♪
植えっぱなしだから今更掘りあげることもないけど、毎年ちゃーんと咲いてくれて健気に咲いてます(^-^)
なにかありましたらなんなりと〜
ムスカリ〜〜♪
- 菊
- 2009/09/11 (Fri) 05:09:27